2018年11月19日更新
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大阪市北区に本社を置く電気機器メーカーに、エスペック株式会社という企業があります。同社の主力事業は環境試験機(電化製品などの耐久テストを行うための機械)の製造です。エスペックは海外にも事業進出しており、とりわけ中国での事業展開には積極的です。1987年、中国の北京において環境試験機器の単独展を開催しました。1995年には中国企業との合弁会社を現地に設立し、翌年から操業を始めます。また、中国以外でも、1997年にはマレーシアに現地法人を設立、2003年にはドイツに欧州事務所を開設、2015年にはタイに新会社を設立しています。
ところで、同社はその株式を市場に公開しているので、一般の個人投資家でもその株式を取得できます。1985年に東証2部への上場を果たし、翌年には東証1部へ市場変更しました。ではここで、2015年におけるエスペックの株価推移を簡単に振り返ってみましょう。この年の1月5日、エスペック株は1,092円という始値を付け、2015年のスタートを切ります。その後は年の中盤まで上昇基調で推移します。しかし、7月ごろから下落傾向に陥り、8月下旬には1,019円という年初来安値を付けました。しかし、ここで下げ止まると、年の終盤に向けて上昇傾向を取り戻します。12月上旬には1,607円という年初来高値を付けました。この高値の背後にあったのは、同社による自社株買いの発表です。これを好感した投資家による買いが入ったゆえの高値でした。この後、株価はいくらか値を下げ、12月末には1,485円という終値を付けて2015年を終了します。なお、エスペックの単元株数は100株ですから、この株価から計算すれば、15万円ほどの投資により株式を取得できます。

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